日本の長い歴史を区分する「○○時代」とは?

日本は世界最古の国と言われています。
ギネスブックにも載っているんですよ。

なにしろ、「日本」という国名は、西暦670年につけられたものだそうです。

日本国内には歴史をあらわすものがたくさん残っていますが、
長い歴史を区分する表現として「○○時代」という言い方をします。

日本人なら、何となく、どの程度の古さかがわかるんです。

このブログにもよく出てきますので、「○○時代」と言う言い方について説明しますね。

「○○時代」は、日本の歴史区分

日本では次のように表します。

旧石器時代           – 紀元前14000年頃

縄文時代              前14000年頃 – 前10世紀

弥生時代              前10世紀 – 後3世紀中頃

古墳時代              3世紀中頃 – 7世紀頃

飛鳥時代              592年 – 710年

奈良時代              710年 – 794年

平安時代              794年 – 1185年

鎌倉時代              1185年 – 1333年

建武の新政           1333年 – 1336年

室町時代              1336年 – 1573年

安土桃山時代       1573年 – 1603年

江戸時代              1603年 – 1868年

明治時代              1868年 – 1912年

大正時代              1912年 – 1926年

昭和時代              1926年 – 1989年

平成時代              1989年 – 2019年

令和時代              2019年 –

時代は何をきっかけに変わるのか?

飛鳥時代以降は、政治的な背景により時代が変わります。

たとえば、飛鳥時代は592年からスタートします。

この年は、蘇我馬子と言う影響力を持った人が、新しい政治をはじめたことでスタートします。

また、近年になると日にちまでしっかり確認できるようになります。

江戸時代を例にあげますね。

「関ヶ原の戦い」と呼ばれる決戦が1600年10月21日にありました。

この戦いに勝利したのが徳川家康という将軍。

この将軍が1603年3月24日に新しい幕府を開いて、江戸時代がスタートします。

時代は後世に区切られる

とはいえ、この時代区分は後の歴史家たちによって区切られました。

当時生きていた人は政治家も含め、「今は江戸時代だ」とは考えていませんでした。

では、何を基準にしていたのかと言えば、「元号」なのですが、これはいつか別の記事で書きますね。

「戦国時代」は時別な区分

上記のような明確な時代区分の他に、「戦国時代」があります。

戦国時代は1467年(または1493年)から1590年まで。

この時代は、日本の国内で戦乱が頻発しました。

有名な武将がたくさん出てきたことから、この時代が好きな人が多くいます。

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