日本には着物という伝統的な衣装があります。
この着物にはたくさんの魅力があります。
今回は、私が感じている着物の魅力を紹介したいと思います。
若い女性だけが着られる「振り袖」は、とにかく美しい着物
着物の中で一番華やかなのは振袖。
若い女性だけが着てよい着物で、成人式(大人になるお祝いの会)に出席するときに多くの女性が着用します。
(もちろん、他のイベントでも着ていいのですが・・・)
日本に旅行に来るのであれば、1月の第2月曜に来てはいがかでしょうか?
振り袖を着た華やかな女性が溢れていますよ。
振袖は袖が足元まである着物。
鮮やかな色使いで美しい花や蝶が描かれ、防寒のために着るふわふわのエリマキも特徴です。
着物の一番の魅力は、この華やかさにあるのではないかと思っています。
もちろん振袖以外でも(50代の私の年代が着る着物でも)、華やかなものがたくさんあります。
手書きで絵を描いた着物もある
着物を着ていると、「まるで絵を着ているようだ」と話す人もいます。
実際、高級な着物は、”手描き職人”と呼ばれる着物に絵を描く専門家が描いています。
そんな流れを組んだ着物ですから、カジュアルなものでもとっても個性的。
華やかな色使いのものから、淑やかさを重視したシックなものまで、様々なものがあります。
さらに最近では、デニム素材でできた、とってもカジュアルな着物が流行っています。
この振り幅の広さも、着物の魅力なのかもしれません。
帯などの小物の使い方1つで、まったく違った印象になれる
もう一つの魅力は、着物一着でいろいろな着こなしができる点です。
昔から、「着物一枚、帯三つ」と言われます。
これは、着物が一枚しかなくても、帯が三つあれば全く違う着方ができるということを表したもの。
本当に、全く違う衣装になるので不思議です。
一つの着物を親子で共有することだってできるんですよ。
オリジナルの帯を作って、スターウォーズを見に行きました!
私は、スターウォーズが大好きです。
映画公開日には、オリジナルの帯を作って映画館に出かけました。
この時来ていた着物は、普段から着ているもの。
帯を変えるだけで、「スターウォーズの着物だ!」と声をかけられるのですから、不思議ですね。
これもきものの魅力だなと思います。
皆さんは、着物にどのようなイメージを持ちでしょうか?
自分らしさを簡単に表現できるのが着物です。
ぜひ、この自由さも楽しんでいただけると嬉しいです。